わきが手術

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わきが手術

わきがを手術で根本改善

わきが治療の術式にはいくつか種類ありますが、当院では数ある術式の中でも非常に効果が高いとされている「反転剪除法（はんてんせんじょほう）」をおこなっています。経験豊富な形成外科専門医が手術をおこないますので、安心して手術を受けて頂けます。

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わきがとは

ワキには「アポクリン腺」「エクリン腺」という2つの汗腺があり、ワキガはこのうちの「アポクリン腺」から分泌された汗が、皮膚表面に付着している細菌などによって分解されることで独特の臭いを発する症状を意味します。

アポクリン腺

ワキの下、耳の中、乳輪、乳頭、陰部など、身体の特定部分にしかない汗腺で、特にワキの下に集中しています。ここから出る汗は、たんぱく質・脂肪酸・糖類・アンモニア・鉄分・色素・脂質など、様々な成分が含まれています。

エクリン腺

身体のあらゆる部分にあり、体温の上昇時に汗を出し、体温調整の役割を果たす汗腺です。エクリン腺から出る汗の成分は、大半が水分で少量の塩分が含まれていますがニオイはほとんどありません。エクリン腺からの分泌が過度に活発な場合は、「多汗症」と診断されます。

わきが体質チェック

耳垢が湿っている
シャツや洋服に黄ばみができる
ワキの皮フの色が黒ずんでいる
脂っこい食事を多くとる
人からワキのにおいを指摘された
家族にわきが体質の人がいる
ワキの汗が多い
肉類、乳製品を良く食べる
自分でもワキのにおいが気になる
思春期の頃からにおいが気になりだした

当てはまる数が多いほど、
わきが体質の可能性があります。

反転剪除法（はんてんせんじょほう）とは

別名で「直視下切除法」、「皮弁法」などとも言われ、ワキの皺にそって3cm程切開した皮膚を反転させて外側に向け、臭いの原因となるアポクリン腺を実際に目視で確認しながら確実に取り除いていく方法です。

美容外科でおこなう剪除法のメリット

1

効果が確実で再発もほとんどない

ニオイの原因、アポクリン腺を直視下で確実に丁寧に取り除いていきます。アポクリン腺そのものを目で確認しながら取り除く方法なので、ほとんど取り残しがありません。
2

術後のアフターケアも万全

術後のアフターケアでは、細かいケア内容をしっかりご説明いたします。術後の自己管理などで気になることなどございましたらお気軽にご相談ください。
3

傷跡が目立たない

通常は、皮膚を４～5cm切開しますが、当院では傷跡がより目立たなくなるように、3cm程度の出来るだけ小さい切開で行います。更に、美容外科ならではの繊細な技術を駆使しているので、傷跡はワキのしわの一部に同化して目立ちにくくなります。

施術の流れ

STEP 1

カウンセリング

十分な時間をかけ、色々な質問にご納得していただくまで丁寧にお答えいたします。手術をご希望される方は、手術の日程を決めていただきます。
STEP 2

治療の前日

ワキの毛が生える範囲にアポクリン腺が集中して存在するため、その範囲が分かる程度に短めにカットしておくことをお願いしています。
STEP 3

当日

前開きのゆったりした洋服でご来院下さい。手術は局所麻酔でおこないます。手術時間は片側約1～1時間半程度です。術後の内出血を予防するためにワキを圧迫固定します。手術の当日は、出来るだけ安静を保ち、腕を高く上げるなどワキに負担がかからないようにして下さい。この日は、シャワー・入浴ができません。
翌日からは、ワキを濡らさない/肩の高さより上げないようにしていただければ、シャワーは可能です。（洗髪が困難ですので、サロンやご家族の介抱のもとでの洗髪をお勧めします。）
STEP 4

抜糸（術後10～14日目）

経過に問題がなければ抜糸をします。

術後の注意: 傷の安静を保つことが重要ですので、術後1週間は両腕を肩の高さより上に上げないようにお願いします。; 傷の経過によって抜糸前から両ワキのシャワー浴は可能です。肩までつかる入浴は抜糸後から可能です。

当院の手術ポリシー: 形成外科専門医と麻酔科専門医の監修のもとで行うことにより一人ひとりの患者様の状態に合わせた適切な手術や麻酔投与を行う事を徹底しております。; 患者様にご安心頂けるよう、１週間後の経過観察やその後の経過についてのご相談も責任を持って行っております。; 手術瘢痕（傷あと）が目立ちにくくなるように、切開や縫合にも細心の注意を払って施術を行います。

施術について

施術時間	1時間～1時間半（片側）
通院について	経過観察の診察あり／抜糸あり
シャワー	翌日から可
入浴	症状により異なる

料金

範囲（小）	￥330,000
範囲（大）	￥385,000

よくある質問

Q

手術は何歳から可能ですか？

局所麻酔での手術は中学生位から可能ですが、体格や本人の意識の程度などを総合的に判断しなければなりませんので、まずはご相談下さい。
Q

入院や通院の必要はありますか？

手術後すぐに歩くことも可能ですので入院の必要はありませんが、抜糸や経過観察でご来院頂く必要があります。
Q

手術直後でも普段通りに生活できますか？

創部の内出血や傷が開く事を予防する為、手術直後から約1週間は脇を圧迫固定し、最低2週間は腕を激しく動かすなどの動作を制限して頂きますので、入浴や運動等には多少の注意が必要です。
Q

圧迫固定は必ずしなくてはいけませんか？

圧迫固定は創部の内出血を抑える為に必ず行います。圧迫固定を行わずに内出血を起こしてしまうと、傷の治りが悪くなり、傷あとが目立ってしまう原因となってしまいます。
Q

再発することはありますか？

以前に他院で受けたワキガ手術の再手術を当院で希望される方の多くは、不完全な手術による取り残しによってワキガが再発された方がほとんどです。
当院では、ニオイの原因となるアポクリン腺を徹底的に取り除く術式を採用しておりますので、再発の心配はほとんどありません。
Q

他院で以前に手術を受けたのですが、まだニオイが残っています。再手術は可能ですか？

症状によりますので、まずは当院で受診されることをお勧めします。
（初回の場合はカウンセリング無料です。）
Q

傷あとは残りますか？

当院では少しでも傷が目立ちにくくなるようにワキの下のシワに沿って切開致しますが、ニオイの原因を徹底的に取り除く為にある程度の大きさで切開を行いますので、多少の切開痕が残る事もあります。
Q

色素沈着する事はありますか？

まれに手術後に色素沈着する場合がございますが、時間をかけて目立ちにくくなっていきます。
当院では美白クリームやローションでのケアもお勧めしています。
Q

男性ですが、術後にワキの毛が生えなくなりませんか？

アポクリン腺を切除する際に毛根の一部が除去されるので、毛量が多少は減少しますが、全く生えなくなることはありません。